Success is doing, not wishing.

エンジニアリングを中心に様々なカテゴリについて雑多に書くブログ。

エンジニアからプロジェクトマネージャーに転向しました

しょこです。久々のブログです。
タイトルの通り、2023年3月からプロジェクトマネージャー(以降、PjM)に転向しました。2012年4月に社会人になってからずっとエンジニアでしたが、ここで初めて別職種にチャレンジします。

今まで何やってきたの

サービスの規模や国内向け・海外向けなど違いはあるものの、ずっとエンジニアでした。直近はWebサービスのバックエンド開発に携わっていました。

  • パッケージソフトウェアの開発(UIデザイン・フロントエンド開発・バックエンド開発)
  • インドの企業とオフショア開発におけるブリッジエンジニア(ブリッジSEともいう)
  • Webサービスのフロントエンド開発
  • Webサービスのバックエンド開発
  • ハードウェアやレガシーなシステムと連携するAPIプラットフォームの開発(フランスのグループ会社と共同開発)
  • 業務委託メンバーのマネジメント

また、業務外で勉強会やカンファレンスを主催したり、登壇したりしていましたが、ここはコロナ禍前に離れています。

なぜ転向したのか

今後のキャリアを見据えて、ビジネス的観点とスキルを体得したかったから

PjM転向ブログではありますが、私は将来プロダクトマネージャーになって、ユーザ課題からプロダクトやプロダクトのキラーコンテンツになるような機能を世に送り出したいと思っています。これは、2016年から約1年間参加した東工大のエンジニアリングデザインプロジェクトでユーザ課題からプロダクトを作ることの面白さに魅せられてから、変わりません。あの楽しさを仕事でできて、かつより大きい影響力を持っていいインパクトが世の中に与えられるならどんなに楽しいだろうと思っています。 edp.esd.titech.ac.jp

ただ、実際に業務として新しいプロダクトを作ったり、新しい機能を送り出すのはそんなに簡単ではありません。現状理解が浅いためあまり賢そうなことは書けないのですが、たとえいいインパクトが与えられるとしても赤字になっては意味がありませんし、業務で何かを作り上げるためには様々なロールの人が複数人で作ることがほとんどなので、そこのリソース管理や連携などを甘く見ると、いいタイミングでリリースができなかったり、最悪なかったことになっちゃったりします。
まとめると「これリリースすればユーザが喜ぶから作ろう!」って夢を語るだけでなく、実現するための道筋まで立てられるようになって、ちゃんと世の中に届けられる人になりたいです。そのためには、プロジェクトマネージャーの経験はかなり良いものになるのではと考えています。

いいタイミングだったから

割と最近まで、所属しているエウレカにはPjMというポジションはなく、主にバックエンドエンジニアが兼務していました。が、去年からPjM専任チームが発足し、上司との面談で「適正あると思うし、やってみる?」という話になったのがきっかけで転向しました。

転向を決めた後の所感

妊娠してから今までずっと悩んでいたキャリアの風向きが追い風になった感じが、嬉しかったです。
子供が生まれて生活が激変し、仕事と育児の両立も模索中な現状だったのでしばらく自分のキャリアについて考えるのは無理かなと思っていました。ただ同時に、今が無理ならいつできるようになるんだろうか、これだけ余裕があればチャレンジできると思えるのはいつ来るのかわからない不安もありました。このまま過去の勉強や経験でなんとかしている部分に甘え続けると、子供が健やかに育つための環境を維持し続けるのは難しいので、またエンジンをかけないといけない、など悩んでいました。
そんなときに、今後のキャリアを見据えてチャレンジしたいという職種に、仕事と育児の両立を模索中な現状であることを理解した上で、入社してから今までの自分をみて適正があると評価してもらえたのは、チャレンジの後押しにもなって素直に嬉しかったです。
ずっと職業エンジニアだったので離れるのは寂しいですが、それ以上に、今は不安が少し取り除かれて、わくわくしています。

これからどうする

チーム内で共有されたり、PjMをずっと仕事にしている友人に教えてもらったりした、書籍や資料等で勉強しながら、バリューを発揮できるようにがんばります!