2017年3月に休職をしました。原因としては、仕事・プライベート両方での人間関係のトラブル、業務外プロジェクト参加・ハッカソン・技術イベント運営・技術イベント登壇による負荷が高まったことが直接の理由だと思っています。
この会社で休職したのは初めてでしたが、休職自体は初めてではなく、これで三度目です(一回目は2014/2~4、二回目は 2015/3~8)。そして休職するたび、医師が「復職可能(職場復帰しても良い)」と判断するまで、様々なことを指示された通りやってきました。
この記事は退職者Advent Calendar 2017の19日目です。
2017年3月に休職をしました。原因としては、仕事・プライベート両方での人間関係のトラブル、業務外プロジェクト参加・ハッカソン・技術イベント運営・技術イベント登壇による負荷が高まったことが直接の理由だと思っています。
この会社で休職したのは初めてでしたが、休職自体は初めてではなく、これで三度目です(一回目は2014/2~4、二回目は 2015/3~8)。そして休職するたび、医師が「復職可能(職場復帰しても良い)」と判断するまで、様々なことを指示された通りやってきました。
朝会社に行ける時間に起床し、朝昼晩と食事を摂り、昼寝をせず、ベッドで寝転がりもせず、睡眠時間を8時間確保できる時間に就寝する。そしてこれらを全て記録し、月一回の産業医面談で提出しました。
2. CBT(認知行動療法)に基づいた原因の追求
医師の診察やリワークプログラム(復職のための精神的リハビリプログラム)の中で、ある環境下における認知(自身の考え・捉え方)と感情・身体・行動の関係を分析し、認知行動モデルにあてはめた。
私の場合、周囲の期待に応えるために頑張らなければならない、期待に応えられない自分はなんて愚かな存在なんだろうという認知を様々な環境で持ち、その結果身体・感情・行動に悪影響を及ぼしてしまっていました。そのため、復職後は「そもそも大きな期待を与えない業務」を割り当てられることが多かったです(それもまた認知を歪めてしまった原因であったがこの時は気付かなかった)。
3. リハビリ出社を約2ヶ月続ける
会社の図書館へ午前中のみ出社したり、リワークプログラムに参加したりして、「毎日朝家を出て同じ場所に通う」ができるようにリハビリしました(当時の会社には社内に図書館がありました)。
これらをやって確かに一時的には回復しましたが、こうやって3度目を迎えてしまいました。
原因の一つとして、場当たり的な対策はしていたけれども、根本的な考え・行動までは変えていなかったからだと考えています。根本的な考え・行動とは以下のループです。
様々な職種・プロジェクトに興味を持ってしまい、つい手を出してしまう
→手を出したからには全てに100%の力を出さなければならないと考える
→手を出したもの全てをやりきるために自分の時間を削減して時間を作る
→全てにおいて100%でやりきるほど能力が高いわけではないため、やりきれなかったものに対して自分を責める
→気づいたら身体がボロボロになっている
このループに陥らないように根本的に自分を見つめ直し、行動を変える必要がありました。
詳しくはこちらのストーリーに書きましたが、復職→休職のスパイラルから脱するべく、根本的に自分の行動を見つめ直すため、仕事を辞めました。
初めにやったこと
まずは自分が惰性で続けている「全ての業務外プロジェクト(技術イベントコミュニティ運営)」「全ての業務外タスク(勉強会登壇・勉強会参加)」を止めました。規則正しい生活を送るようにしました。毎日家から出るようにしました。
規則正しい生活が送れるようになってから(8月頃)
転職活動をして実際に面接を受けたり、某社へお試し出社したりしました。しかし、次第に規則正しい生活が送れなくなりました。まだ心身が回復しきってないことがわかったため、一旦全ての転職活動を中止し、お試し出社も中断していただくことになりました。
再び規則正しい生活が送れるようになるまで(9月〜10月)
自分が楽しいと思うこと、負荷がかからないこと、ワクワクすること、かつスマホを使わないようなことで一日を埋めるようにしました。例えば、趣味のサックス演奏をしたり、お気に入りのカフェでお茶をしたり、テレビゲームをしたりしました。また、この頃主治医から「一ヶ月規則正しい生活が送れたら、転職活動していいと思うよ」と言われたので、無理しなくても規則正しい生活が送れるように日々を過ごしました。
規則正しい生活を送り続けられるようになってから(11月〜)
精神疾患が和らいできたので、徐々に多少負荷がかかっても楽しいと思えることを再開しました(技術イベント運営、技術イベントへの参加、その他技術の勉強、英語の勉強)。また、一ヶ月規則正しい生活が送れたので細々と転職活動も始めました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。みなさんが健康に過ごせる日々が一日でも長くなるように、少しでも力になれたら幸いです。